

富良野への道路は整備されて快適


<いよいよ富良野>
富良野の入り口=ラベンダーの森に到着。ここは夏に来るところ。何かあるのではと期待してきても、やはり何もない。ラベンダーは花期を終えその畑はきれいに耕され、茶色の土肌もあらわに雪を待っている。
この岡から十勝岳連峰ががパノラマとなって見渡せる。息を呑む美しさ。富良野市街の遥か上方に雪をかぶった山々が横たわっている。その山嶺は太陽の光に当たって、神々しく銀色に輝いて見えた。(下の写真)
車は右手に広大な大自然のパノラマを眺めながら、富良野の畑作地帯をひた走る。
このとてつもなく厳しい自然の大地で「北の国から」の黒板五郎は生き抜いた。黙々と働き、不平不満は一切漏らさず家族と生活を守った。五郎の暖かいぬくもりの中で育った純も蛍も、やがて脱皮し親の元を離れていく。草太にいちゃんや雪子おばさんも純や蛍にはいつも優しかった。庄吉やシュウも貧乏だけど愛情豊かで、みんなが笑って泣いて怒って、富良野の町で生きた。
わたしたちは、この町を南から北へ疾走する。
1.プロローグ|2.晩秋の北大|3.時計台・小樽逍遥|4.札幌の夜・ススキノ|5.ヘソを目指して・桂沢湖・三段の滝|6.富良野・美瑛パッチワークの丘|7.美瑛のラーメン・望岳台|8.十勝岳温泉|9.札幌すし善|10.エピローグ中島公園
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