2001年11/9(金曜)10:25発札幌行AirDO13便は70%の乗車率で羽田空港をテイクオフした。低料金で話題になったAirDOだが、昨今は北海道民の足として定着したのか、普段でも乗車率は他のエアラインに比べて高いようだ。(2001年時点で)

客室乗務員(スチュワーデスさん)の顧客サービスも細やかで、笑顔を絶やさないのは他の日本の航空会社と比べて劣るものではない。判官贔屓かもしれないが、経費を抑えながら、素人っぽくても顧客サービスとはなにかのアイデアを出し合い、素直に実践している態度に好感が持てた。
北海道のことを旅行客によりよく理解してもらいたいという配慮がある。これから期待に胸膨らませて訪れる北国の自然や花や鳥、食べ物、観光地などの書籍を図書館よろしく乗客に貸し出し、かの地に対する興味を増幅させる水先案内の役割を果たしている。どの業界も同じことが言えるかもしれないが、マスで大雑把なサービスをする時代からきめ細かなパーソナルのサービスを要求される時代に移行している。
料金も格安で、客席の広さや清潔さもまずまず。時間さえ合えばこれからも利用できると思い直した。
1時間少しの飛行でAirDOは千歳空港に着陸した。この旅にどんな新しい出会いが待っているのか、いつものことだが期待に胸が膨らむ・・・
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Vol.1 北海道SPECIAL

