
<華やか水戸偕楽園>
宿の女将には「高速道で行った方が良いですよ。」と親切なアドバイスを受けたのですが、彼女の意に反して、真っ直ぐに続く6号線=常磐道で太平洋を眺めながら南下。日立市内で左折して245号を、引き続いて海岸線を南下しました。途中、渋滞がありましたが、原因はやはり事故でした。
日立の河原子南浜「ぎょえん」という食事どころで昼食。またまた魚です。私はイタリアンでも食べたかったのですが・・・。しかしこの店の定食もなかなかのもので、おいしい魚に満足しました。
あとは一直線で水戸へ、偕楽園ヘと車は進みます。
予定通り、午後2時に偕楽園に到着。ここは茨城県を代表する観光地の一つで、岡山・後楽園、金沢・兼六公園とともに日本3名園の一つに数えられています。あまりに有名なので、最初は寄るつもりもなかったのですが、千葉のフラワーロードまで足を延ばすには時間が足らず、時間つぶしに水戸のご老公にご挨拶ということにあいなりました。

梅の都・水戸偕楽園は聞きしにまさる大混雑でした。駐車場から仙波湖の歩道橋を渡るところから人垣が続き、園に登る坂道では江戸の花見のような人出です。東門前の土産物屋も人をさばき切れず、嬉しい悲鳴を上げています。
ウイークディのこの時間にどこから人が集ってくるのだろうと、驚きです。
今年は例年になく暖かいため、開花が早まり、慌てて繰り出してきた近隣のご老人達がたくさんいるのだろうと勝手な憶測をしてしまいました。みなさん梅をじっくり見るというより雰囲気を楽しんでいます。
わたしも梅大使というミス偕楽園の間におさまり、ちゃっかり記念写真を1枚ものにしました。恥も外聞もありません。もうそういった年代なのです。いやですネ!!
話は戻りますが、事実、梅は盛りを過ぎているように感じました。花に色をつけてはいるものの、きらめきがありません。匂うような香りもありません。遠景は良いのですが近景がさまになりません。マクロ撮影の対象になるような新鮮な花びらを見つけることはできませんでした。
姥桜は見飽きるほど見つけましたが・・・。
梅は咲き初めがよいのでしょうか・・・。

<エピローグ>
しかし、さすが水戸光国公のお膝元だけにこの公園の雄大なスケールには驚きました。偕楽園は高台の上にあり、南の仙波湖方面の眺めは広く大きく清涼感にあふれています。「絶景かな。絶景かな。」と叫びたくなるようなパノラマです。さすがおらが国だっぺ、とお国自慢も納得がいきます。
今回の茨城の旅、言いすぎたところは水戸の水(ミス)に流してもらいそろそろペンを置きます。
花も団子もペンも楽しんでしまいました。
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