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ソバナ(岨菜) キキョウ科ツリガネニンジン属 |
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高さ40cm〜1mの多年草。
本州、四国、九州に分布。葉は互生し、茎の上部に長さ2〜3cmの鐘型の花をつける。山の岨「そば」(崖地)に生えるから岨菜。また若い芽を摘んで食べるから蕎麦菜ともいう。
花期:6−7月
花言葉:清らかな愛 |
2004.7.23 鳩待峠から山の鼻への途中 |
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2 |
クガイソウ(九階草・九蓋草)ゴマノハグサ科 |
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多年草。本州の明るい山地草原に分布。総状花序に多数の青紫色の花を密生する。煎じてリュウマチ・関節炎の薬草に。葉が輪生して階段になる姿から命名された。九蓋草とも書く。
花期:7−9月
花言葉:不品行、愚鈍、見かけだおし |
2004.7.23 山の鼻付近 |
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3 |
カラマツソウ(落葉松草) キンポウゲ科 |
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全国の山地・低山、高山・亜高山、河原・渓流、原野・草原、湿地・池沼に分布。花が「落葉松」の細い葉にそっくりなことから付いた名前。山の鼻への下りの湿地帯にひっそりと生えているのを見つけた。白さが際立っていた。
花期:6−9月
花言葉:献身 |
2004.7.23 山の鼻 |
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4 |
シシウド・(猪独活) セリ科 |
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多年草。全国的に分布。
線香花火のような花を付ける。人の背丈ほどに成長し、ひときわ目立つ。猪が食べる、あるいは猪しか食べないというのが名前の由来。食用に山野に咲くウドと違い、苦くて食べられない。
花期:8月
花言葉:健康美 |
2004.7.23 山の鼻周辺 |
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5 |
ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科 |
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高さ40〜100cmの多年草。北海道から九州の山野に生え、変異が大きい。根を乾燥させたものを漢方で沙参という。
葉は輪生、花も茎の上部に輪生して、青紫色の小さな釣鐘型の花をたくさんつける。なかなかに美しい。
花期:9−10月
花言葉:感謝、誠実 |
2004.7.23 至仏山中腹草原 |
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6 |
シブツアサツキ(至仏浅葱) ユリ科 |
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高山の岩礫地および周辺の草地に生える。至仏山で発見された植物で蛇紋岩植生の変形種で、北海道・谷川岳に分布。細い茎に球形の花序を支えている。
その姿は弱弱しく見えるが至仏山の強風にあおられながらも負けずに咲く。立派。
花期 :7−8月
花言葉: |
2004.7.23 至仏山中腹高山 |
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7 |
ミネウスユキソウ(峰薄雪草) キク科 |
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高さ20cmほどの多年草。ウスユキソウの高山型(高山の岩礫地に生える)で本州中部地方に分布する。属名は「子ライオンの足」を意味し、白い綿毛に覆われた花茎および頭状花の形を表現。清楚。ホソバヒナウスユキソウはアルプスの花「エーデルワイス」にたとえられる。
花期:7−8月
花言葉: |
2004.7.23 至仏山高天原高山 |
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8 |
キンコウカ(金光花) ユリ科 |
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草丈20〜30cmの多年草。。本州中部以北に分布。尾瀬においても至仏山、アヤメ平や尾瀬沼、尾瀬ヶ原に広く見られる。2列に開いた花の間から花茎をのばしてあざやかな黄色い花を多数つける。黄金色に輝くいろどりからキンコウカの名がついた。アヤメ平の命名はキンコウカをアヤメと間違えてつけられたとか?
花期:7−8月
花言葉:威厳 |
2004.7.23 尾瀬一帯に広く分布 |
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モウセンゴケ(毛氈苔) モウセンゴケ科 |
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北海道から九州まで分布する多年生の食虫植物。葉はしゃもじ型で紅紫色の腺毛をもち粘液を出し、虫がとまると粘着し動けなくなる。たんぱく質分解酵素を分泌し養分にする。名前の由来は湿原に群生する様子が緋色の毛氈(羊やラクダの毛を絡み合わせた敷物)を敷きつめたように見え,また小さい姿を苔に見立てて「毛氈苔(モウセンゴケ)」。いわゆるコケではない。日あたりのいい酸性の湿地を好む。尾瀬湿原の各所に生えている。
花期:7−8月
花言葉:セレナーデ、物思い |
2004.7.23 尾瀬ヶ原湿原各所・至仏山 |
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10 |
ミヤマウイキョウ(深山茴香) セリ科 |
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高山帯の岩場に生える。北海道・本州中部以北・四国に分布。草丈10〜30cm。葉は1〜4回の三出羽状複葉で裂片がきわめて細く、糸状をしている。
地を這うように白い小花が満開であったのが印象的。岩ウイキョウともいう。蛇紋岩種。
花期:8月
花言葉: |
2004.7.23 至仏山山頂付近 高山 |
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タカネシオガマ(高嶺塩竃) ゴマノハグサ科シオガマギク属 |
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北海道中部以北に分布。花のつき方は茎の先に短い総状花序となってつく。4個ずつ輪生する濃い紅紫色の花が、数層重なってつく。草丈は10〜15cm。
厳しい環境のもとで発芽し1年で花を咲かせる。シオガマはヨツバシオガマ、トモエシオガマなど種類が多いが、葉の形状の特徴で見分ける。
花期:7−8月
花言葉:純潔 |
2004.7.23 至仏山山頂付近 |
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ミヤマシオガマ(深山塩竃) ゴマノハグサ科シオガマギク属 |
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高山の草地に生える5〜20センチの半寄生の多年草。写真は至仏山ではなく八ヶ岳横岳のもの。タカネシオガマによく似ているが、比較すると花冠の上部がくちばしのようにのびていることや、葉がより細かく切れこむ点で異なる。タカネシオガマと違って日本だけに分布する固有種。
花期:7−8月
花言葉: |
2004.8 八ヶ岳横岳 |
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12 |
タカネナデシコ(高嶺撫子) ナデシコ科 |
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高山帯の石礫地に生え、至仏山に見られる。北海道、本州以北に分布。葉は対生で1〜2輪の花をつける。花弁の縁が深く細かく切れ込んでいる。濃い紅色の花が山道の緑と好対照で、輝いていました。
花期:7−8月
花言葉: |
2004.7.23 至仏山高天原 高山 |
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ミヤマシュロソウ(深山棕櫚草) ユリ科 |
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花期:6−8月
花言葉: |
2004.7.23 至仏山頂上付近 |
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タカネトウウチソウ(高嶺唐打草) バラ科 |
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多年草。北海道、本州中北部の高山帯に分布。花の色は緑色を帯びた白色。花穂の長さ3−110cmで、下のほうから上方に咲いていく。花弁はなく、花びらのように見えるのはガク。花穂の形が中国の組み紐の一種である唐打に似ているため命名された。北方系の蛇紋岩変形植物。奇妙で面白い花。
花期:8月
花言葉: |
2004.7.23 至仏山高山 |
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ヒメシャジン(姫紗参) キキョウ科ツリガネニンジン属 |
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本州中部以北の山地に生え、至仏山では8月にはいると登山道の脇にたくさん見られる。
下向きに釣鐘状の青紫色の花をつける。通常より葉や蕚が細いことから、ホソバヒメシャジンという。絶滅が心配される希少種。同じ属だけにツリガネニンジンとよく似ている。
花期:7−8月
花言葉: |
2004.7.23 至仏山 |
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17 |
コバイケイソウ(小梅尅吹j ユリ科シュロソウ属 |
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高さ50〜100cmの多年草。
北海道から中部地方以北の湿性草原に群生する。花は一斉に咲く年と咲かない年とがある。おしべは花被片より長く出る。たまたま大きく育ったコバイケイソウに出合ったが虫が群がっていた。しかし根茎は有毒。
花期:7〜8月
花言葉:遠くから見守ってます |
2004.7.23 至仏山頂上近く |
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? |
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花期:月
花言葉: |
2004.7.23 至仏山 |
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19 |
チングルマ(稚児車) バラ科 |
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落葉の矮小低木。北海道、中部以北の山岳、岩礫地に群生する。葉は奇数羽状複葉、花は3cmの白色。命名の由来・・・白い毛をつけた果実が風に揺れている様を、稚児の玩具の風車に見立てたもの。尾瀬では、日当たりのよいところで見る機会は多い。写真はチングルマの果実。
花期:6−7月
花言葉:可憐 |
2004.7.23 至仏山高天原 高山 |
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20 |
クルマユリ(車百合) ユリ科ユリ属 |
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高さ30〜80cmの多年草。
北海道、中部以北の本州、四国の剣山に分布。花被片は強く反り返り内部に濃い褐色の斑点がある。
小至仏山からの下り道に派手な黄橙色は目立っていた。
花期:7−8月
花言葉:多才な人 |
2004.7.23 尾瀬ヶ原周辺、至仏山 高山 |
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シナノキンバイ(信濃金梅) キンポウゲ科 |
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20〜80cmの小花が当たり一面を黄金色に染める。花弁状に美しく見えるのはガク片で、5〜7枚。綿状で濃い橙色。花弁は非常に小さくおしべの外側にあって目立たない。和名は信濃(木曽駒ケ岳)に産するキンバイソウの意。
花期:7−8月
花言葉: |
2004.7.23 小至仏山からの下りにて 高山 |
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コバギボウシ(小葉擬宝珠) ユリ科ギボウシ属 |
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日あたりのいい湿地や林縁に生え、林縁ではぽつぽつと生えることが多いが、湿原ではしばしば群生する。
北海道から九州まで分布。
橋の欄干についていた飾りを擬宝珠といい、それに花の形が似ているため命名。尾瀬では再三お目にかかる。
花期:7−8月
花言葉:沈静、変わらない思い |
2004.7.23 鳩待峠から山の鼻への途中 草原 |
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オゼコウホネ(尾瀬河骨) スイレン科 |
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尾瀬ヶ原の地塘で発見されたのでこの名がついた。珍しい植物で、池の底を這う根茎から水面に浮く葉身までの長さは1〜3mある。
めしべの柱頭が深紅色をしている。
花の色は黄色。
花期:7月
花言葉: |
2004.7.23 山の鼻・研究見本園 |
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