タカトウダイ(高燈台) トウダイグサ科トウダイグサ属 | ||
本州・四国・九州、朝鮮・中国に分布する多年草。茎は通常1本であり、立ち上がって高さ70cmほどになり、背丈が高い。普通の「トウダイグサ」は農耕地周辺の道端や土手に生えるが、タカトウダイはより自然性の高い草原に生育する。競合する植物が多い場所に生育することが、草丈の高さとなっている。 茎の上部で枝分かれし、初夏に花序を形成する。枝先の花は1つの花のように見えるが、1つの雌花といくつかの雄花からなっている。 トウダイグサ科はどれも傷をつけると乳液を出すが有毒植物。尾瀬にはトウダイグサ科の「オゼダイゲキ」や「ナツトウダイ(夏燈台)」があった。 春の季語。 名前の由来:背の高い燈台草で、茎頂の集合花の形が燈台(油を入れて灯をともす器)に似ていることから「高燈台(タカトウダイ)」。 高さ 30cm〜70p 花期:6−7月 花言葉: |
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2005年7月2日 八島湿原 |