オオイヌノフグリ
オオイヌフグリ(阿拉伯婆婆納) ゴマノハグサ科
越年草。ヨーロッパ原産の帰化植物。日本自生のいぬふぐりもあるが、いまや帰化が圧倒的に優勢。自生種の花色は淡紅色。3月〜4月の春先、日のあたる道端や畑で青い小さな花をたくさんつける。果実の形が犬の陰嚢に似ているためにこの名がついた。女性には馴染めない名前?いまどき関係ないって?また、ひょうたんぐさともいう。
空の星をちりばめたようでもあり、どことなくメルヘンを感じさせる。

花期:3−4月
花言葉:清らか
5月 正丸峠

イヌフグリ


いぬふぐり 星のまたたく 如くなり   高浜虚子
犬ふぐり 素直な心 誰も持つ    阿部みどり女
犬ふぐり 野川かがやき ついて来る   米谷静二
ちりばめて 必死の花の 犬ふぐり   戸梶一花

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