国分寺殿ケ谷戸庭園のマンサク
53 マンサク(満作) ・金縷梅・銀縷梅  マンサク科マンサク属
高さ5〜8mの落葉小高木。日本固有の植物で本州、四国、九州の山地に分布する。春先葉の出る前に、他の花に先駆けて黄色花が2〜3個集まって咲く。綿状の縮れた花弁が4枚あり、長さ2cmほどで葯は紫紅色。
今年も豊年満作であるようにの意と、他の花に先駆け「先ず咲く」がなまってマンサクとなったと2説あり。美しい花だが、春のさきがけの花というところにこの花の特色がある。春の季語。

花期:2−4月
花言葉:霊感、魔力、神秘
3月 国分寺・殿ケ谷戸庭園 花木

マンサク・金縷梅


まんさくや 春の寒さの 別れ際    籾山梓月
まんさくの 一枝余さず 山日和    宇佐美ふき子

まんさくや また雪となる 吉野越    笹井武志

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