エビネ
23 エビネ(海老根・蝦根) ラン科エビネ属
 日本原産の多年草。自生ラン。北海道南部から九州まで分布。。種類も多く、観賞用、食用に栽培も盛んであるが、自生地を保護すべき植物である。
 葉は暗緑色で縦にひだのある長楕円形、先がややとがり、基部は次第に細くなって葉柄に流れる。根元から2〜3枚の葉をつけ、葉心に花茎を直立する。その上に紫褐色で唇弁が白または淡紅色の花を10個近くつける。
 和名は太く節がある地下茎を海老に見立てたもの。春の季語。

花期:4−5月
花言葉:謙虚、誠実
4月 上:百草園
下:深大寺
森や林
エビネ

エビネ・海老根

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しずけさの ひかりととめて えびね咲く  高原初子
めぐる忌に えびねは株を ふやしけれ   須賀一恵
隠者には 隠のたのしみ えびね堀     飴山實