ドクダミ(?草) 十薬 ドクダミ科ドクダミ属     
 薬用植物の筆頭。多年草。日本全国に分布。裏庭の陰湿なところや暗い山林の下などに群生する。独特の悪臭を放つので嫌われる。
全草を乾燥したものを煎じて飲む。10種の薬効があるため十薬、重薬の別名がある。利尿、解熱、解毒、血圧降下に効果あり、葉は腫れ物に貼付すると有効。特有の臭気はアルデヒド。幼児母親に飲まされた苦い思い出がある。

高さ:30〜50cm
花期:3−5月
4月 ご近所の裏庭

ドクダミ・十薬

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十薬や 養生訓を 坐右の書に   遠藤梧逸
十薬や 湧き井の底を みな覗く   伊藤敬子
どくだみに 庭の鬼門を 委ねけり  片岡青苑