アヤメ(菖蒲、文目) アヤメ科アヤメ属 | ||
アヤメ属の植物は北半球の温帯を中心に200種類以上あり、日本には7種が自生する。根茎または球根を持つ多年草。花は茎頂に単生または数輪つき花色は豊富。 カキツバタ(杜若)、ノハナショウブ、イチハツなど、なかなか素人には見分けにくい。 アヤメは外花被片の基部に細かい紫色の横脈、葉に細い中央脈がある。八島湿原のガイドさんは「湿原に咲くのがカキツバタ、草原にはアヤメ!」と教えてくれたが・・・。 なお、端午の節句のショウブはサトイモ科の植物で、元が違う。 高さ 30cm〜80cm 花期 6月〜8月 花言葉:メッセージ、希望 |
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2005年7月2日 八島ケ原湿原 |
野あやめの 離れては濃く 群れて淡し 水原秋桜子
片隅に あやめ咲きたる 門田かな 正岡子規
寝る妹に 衣うちかけぬ 花あやめ 富田木歩
針仕舞ふ 女のうしろ あやめ咲く 福田甲子雄